Blk

HOME ≫ きゅうりを育てよう ≫

きゅうりを育てよう

きゅうりの育て方

010
きゅうりの植え付けは、4~5月ごろです。苗から栽培します。


<きゅうりの苗について>

きゅうりの苗は、接木の苗が売っていたら、そちらを選ぶようにしましょう。

接木苗は、病気に強い根っこと、丈夫でよく育つ茎とで出来ているので、接木苗の方が、ベランダで気軽に育てていけます。

葉の色、形の良いもの、節と節の間が詰まっているもの、茎が太くしっかりしているものを選びましょう。

きゅうりは他の野菜と比べ、生育がかなり早いです。そのため、きゅうりの苗を購入してきたら、すぐに鉢やプランターに植えつけましょう。

きゅうりの苗を購入してそのままにしておくと、苗はすぐにでも成長しようとしていますので、その後、植えつけてからの育ちが悪くなってしてしまいます。


<植えつけ方>

大き目の鉢に、一株植えるのが丁度良いです。

きゅうりの根は、浅いところに広く伸びていきますので、苗は浅めに植えつけます。

苗を植えたら、苗がある程度大きくなるまでは仮の支柱を立てて、苗が倒れないようにして育てていくと良いでしょう。


<支柱を立てます>

きゅうりの場合、つるが伸びて実がつきますので、つるがからんでいきやすいような工夫をして支柱を立てましょう。

鉢の端から3~4本の長めの支柱を立てて上で結んで縦に長いピラミッド状にすると簡単です。きゅうりのつるが、支柱に巻きついていきやすいように立てましょう。

また、ベランダならではの育て方で、柱や柵につるを巻きつかせて栽培することもできます。

きゅうりのつるは、伸びるのが早いので、アパートやマンションのベランダの場合でしたら、いつのまにか、おとなりや、上の階までつるが伸びていかないように注意しましょう。

ある程度の長さでつるを切ってしまえば、その先にはそんなに伸びていきませんので。


<つるを整枝する>

きゅうりは生長が早いので、つるが伸びてくると主の親づるから子づるが伸びてきて、子づるからは孫づるが伸びてきて、どんどんとつるを伸ばしていこうとします。

神経質に整枝しなくても大丈夫ですが、風通しや日当たりが損なわれるような場合や、長く伸びすぎたつるは、先端の方から切り落としてしまいましょう。


<きゅうりの花が咲いたら>

ある程度つるが伸びてくると、黄色いきゅうりの花が咲きます。

茎のすぐのところに咲くのは雄花で、下に少し伸びた先に咲くのが雌花です。

雌花の伸びたところがきゅうりの実に育っていきます。雌花が咲くころにはもう、小さくきゅうりの形になっています。

花が出はじめても、最初のころは、雄花ばかりがつきます。つるが伸びていってきゅうりが生殖できるようになると、雌花が出はじめます。

もし雄花ばかり出るようなら、つるの先端を少し切って成長の方向性を変えてあげると雌花の出が増えてきます。


<収穫しましょう>

植え付けから、2ヶ月ほどで、収穫の時期となります。

雌花が咲いて、きゅうりの実が確認できてから、数日~一週間もすると、もう収穫できるくらいに、きゅうりはあっという間に大きくなります。

まだ小さいからといって、収穫を一日遅らせると、おもいのほか大きくなりすぎて、食べごろを逃してしまいます。ですので、きゅうりの収穫は少し小ぶりのうちに、早取りしていきましょう。

早取りすることによって、きゅうりの実は次々と出てきますので、たくさんのきゅうりを収穫することができます。

6月~8月ごろまで、収穫の時期が続きます。


<水やりについて>

こまめにたっぷりと与えて、乾燥させないようにします。

きゅうりの実は、その9割以上が水分で出来ていますので、きゅうりは大きくなるためにたっぷりの水分を必要としています。ですので、十分な水やりをしましょう。

土が乾かないように、根元に敷きわらなどをするのも良いです。


<肥料について>

苗を植え付けしてから2週間くらいたったら、2~3週間に一回のペースで固形タイプの追肥を与えると良いです。

また、きゅうりの根は浅いところに広く伸びていきますので、追肥するときには、肥料がきゅうりの根にあまり近くなりすぎないように注意しましょう。

肥料が根に近すぎると、水を与えたときに根に届く肥料分が濃すぎて、根枯れなどを起こしてしまう恐れがある為です。

モバイルサイト

scomスマホサイトQRコード

scomモバイルサイトへはこちらのQRコードからどうぞ!